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どこの会社でもそうだと思うのですが。
トップダウンで「目標」って奴を掲げられますよね、普通。 んで、それに向かって一所懸命にシゴトをするわけですけども。 んで、ワタシの所属する部門は、社内の電算関係とりまとめを行なっているわけで。 何回か書いたかもしれませんが、間接部門とか管理部門とか本社部門とか言われるところです。 ウチの会社だと、総務部門・経理部門・そして我が電算部門が該当します。 その、間接部門の目標として、こんなのがあります。 「社員サービスの向上」 そんな目標を立てられても、実際にどうすれば・・・って感じですよね。 なので、部長が「社内にアンケートでもとってみたら?」とか言っていたりしたのですが。 幸い、グループウェアにそんな機能があるので、それは良いのですけど。 でも、そのアンケートはパンドラの匣ですよ。 もしくは浦島太郎の玉手箱でも良いです。 とにかく、開けてはいけません。 なぜならば。 この手のアンケートは否定的な回答はたくさん出ますが、肯定的な意見は殆ど出ません。 「あそこがダメだ」「これメンドいよね」「もっと早く出来ないの!」 そんな意見が大勢を占めます。 「これは便利だ」「GJ!」みたいな意見は殆どないでしょうね。 どうしてそんな予想が付くかって? だって、ワタシがそうですから。 「便りがないのは良い知らせ」とか、そーいうノリです。 ちゃんと出来て当たり前、出来なけりゃボロクソ言われるのが間接部門ですから。 出来るのが「当たり前」なので、それ以上の肯定意見はまず出ません。 メールサーバとかを例に取ってみましょうか。 何の問題もなく稼動して、メールがやり取りできるのが「当たり前」です。 「いつも安定稼動していて助かるよ」なんて言ってくる人はまずいません。 だって、普通に使えて「当たり前」ですから。 ただ、サーバだって機械モノだから、ダウンする事もあります。 社内のあちこちからお叱りを受けるわけです。 「なにやってんだ」「早く復旧させろよ」「使えねーな」と。 泣きそうになりながら電話応対して、原因追及して、修理手配して。 どんなに早く復旧させたって、ダウンした時点でボロクソ言われるわけです。 つまり、アンケートをとったところで、結果がそうなるのは目に見えるわけで。 どう考えても地雷でしょ、これ。 ワタシはイヤですよ。 そんなアンケートは真っ平ゴメンです。 |