とりあえず、前半戦を完了したようですね。
今まで国民の見えなかったところでやってたことをオープンにしたのは良いのではないでしょうか。 評価できる部分だと思います。 「理科支援員配置事業」とか、そんなこともやってたんだって感じです。 そんな風に「こんな事に税金を使ってたんだ」とか判るってのは大事なコトです。 ただ、なんだか「削減ありき」の議論なのが非常に気になるところ。 そりゃもちろん、肥大化した予算はどこかでシェイプアップする必要があるのですが。 ワタシ自身が「理系の人」なので、どうしてもそちらを贔屓目に見る部分はあります。 それでもやっぱり、「スパコン」「ロケットエンジン」の見送り・削減判定はなぁ・・・。 短期的に成果が出にくい、成果が見えにくいが故に、アピールしづらい面はある事業です。 ワタシ個人の意見としては、資源を持たざる日本が世界で生き抜くには。 やはり、テクノロジーだと思うんですよね。 テクノロジー系の予算は軒並み削減では、日本が沈没してしまいますよ。 スパコンも、ロケットエンジンも、確かにそれ単体では、投資に見合う効果は無いでしょう。 だたし、どちらもそこから派生や転用がたくさんあります。 PCがココまで性能アップして安くなっているのも、スパコンの研究が活かされている訳です。 ロケットエンジンも燃料にLNGを使う新型エンジンでしたっけ? この研究は、ジェットエンジンなんかへの応用とかが利くんじゃないでしょうか? (ロケットエンジンの関係は門外漢なので、間違ってたらスイマセン) そういった派生や転用まで含めれば、投資に見合う、もしくは投資を上回る効果があると思うんですが。 派生や転用なので、もちろんすぐには効果が現れないでしょうけど。 なので、たかだか1時間とか議論して目先のことだけ見ての判断なのは、非常に残念な感じです。 あ、最近の日本はテクノロジーのほかにサブカルチャーと言う強みもありますね。 そー言う意味では、前首相の「アニメの殿堂」でしたっけ? 海外への流出を防ぎ、国内で囲い込んでおくと言う意味では、悪い案ではなかったと思ってます。 |