豊橋で目覚めた朝。
ほげほげと準備をしていざ出発します。 今日は最初からクライマックスです。 ということで飯田線ですよ、飯田線。 車両は213系。 豊川までは複線なのもあって地方都市鉄道の雰囲気。 その先、本長篠までは近郊鉄道といえばいいでしょうかね。 本長篠を過ぎると、いよいよ山岳区間といった感じになってきます。 中部天竜では大休憩、軽く駅の近くを散策してみました。 川の方へ行ったら涼しいかと思って行ってみたんですが、橋の上ではあまり関係ありませんでしたね。 川原まで降りれば、また違ったのかもしれませんが。 秘境駅として有名な、小和田や田本を通って天竜峡へ。 小和田・田本ともに、18きっぷのシーズンだからでしょうか、何人かが降りて行きました。 確かに、どちらも凄い場所っぽい感じでしたね、車内からなのでよく判りませんでしたが。 他にも、渡らずの橋や付け替え区間があったりと、飯田線で最も熱い区間でしょうね。 そして天竜峡、山間の小さな観光駅という感じです。 終点ということで降りましたが、乗り継ぎとなる電車はなんてことはない。 さっきまで乗っていた車両が、入れ替えされてホームに据え付けられました。 ・・・通しの列車にしちゃえばいいのに。 乗り継いだのは本日に限り岡谷行き(所定茅野行き)。 諏訪湖花火対策で、岡谷から先はきっとJR東のクルマで運転されるはずです。 ハズ、というのも、ワタシは途中の飯田で降りてしまったからです。 なぜ降りたかといえば、昼食のためです。 駅前で適当にランチの看板を出しているところでカレーを頂きました。 よく考えたら、昨日の夜もカレーだったけど、結構うまかったです。 飯田から1段落とした駒ケ根行きに乗り込みます。 だんだんと山岳区間とは風景が変わってきまして、遠くの山々、近くの平地と。 典型的なローカル線の風景になってきました。 こうした景色の移ろいも、飯田線の魅力なんでしょうね。 駒ケ根にて、岡谷行きに乗り換え、今度は313系です。 伊那市からは諏訪湖花火へ向かうと思われる人たちが大勢乗り込んできました。 立ってる人がいなかった状態から、一気に混雑状態へ。 といっても、ワタシが平日朝に乗る、蒲田始発の京浜線程度の混み方ですね。 さて、岡谷の1つ手前、川岸への到着直前。 外を見やると突然の雨です。 見ている間に、あれよあれよと強くなり、まるでバケツをひっくり返したかのような雨。 コレはヤバいなー、なんとか発車してくれないかなー、と。 発車さえしちゃえば、駅間停車は極力避けるはずなので、岡谷まで行けるんだけど。 などと、そんな甘い考えが通るわけもなく「大雨のため運転見合わせです」となりました。 その後、小康状態となったところで線路点検が行われて運転再開。 川岸では約2hの抑止でした。 が、これで終わったワケではありませんでした。 岡谷到着直前から、再びの大雨。 駅まではなんとか到着しましたが、降りるのを躊躇するほどの大雨。 0番線に着いたため、ホーム屋根が細く、全く役に立っていません。 半身をずぶ濡れにしながら、本屋側へ走りましたよ。 そして、再度、雨量が規制値に達してしまったため、運転見合わせと。 万事休すです。 とりあえず、食料を確保しなければと思い、売店へ走り菓子パンを2つほど入手。 実は、この後は岡谷→松本→長野→直江津と移動のプランを練っておりまして。 宿は直江津に確保していたのですよ。 最終の接続を追うと、岡谷2035の松本行きと出ました。 うーん、それって無理じゃね? てことで、直江津の宿はキャンセルの連絡をしまして。 代替の宿探しをオンラインにいたもとろ~に依頼します。 本当は自分で探すべきなのですが、iPhoneのバッテリが持たなさそうでしたので、やむを得ず。 ブースターも1つ持っていましたが、飯田線の中で無駄遣いして、既に充電切れ or2 程なく連絡がありまして、「松本・長野あたりの主だったところは満室、健康ランドくらいしか無いよ」と。 その健康ランドですら、村井だとか篠ノ井だとか。 これはどうにもなりませんねー。 雨は相変わらずの大雨。 運転再開までには、雨が小康状態になる→線路点検をする→運転再開という手順ですから。 まだまだ動かないのは自明です。 そろそろ、ワタシも決断しなければならない時が来ているようです。 ということで、腹を括ります、旅行中止です。 そう決断すれば、目指すは東京となります。 とりあえず、1番線には臨時普通列車の上諏訪行きが抑止されています。 花火へ向かう人で満載でしたが、花火中止がアナウンスされるとともにガラガラになっていました。 なので、まずはコレに乗って少しでも歩を進めることになるでしょうね。 今はひたすら待つしかありませんが。 ようやく、線路点検を開始した旨の案内、そしてまもなく運転再開の案内。 その頃には、臨時上諏訪ゆきは富士見行きへと行き先が変更になりました。 おそらく、上諏訪からの上り方面引き上げ客対応でしょうねー。 2300頃、ようやく岡谷を後にしました。 運転再開後の初列車ということで、速度制限があるようです。 下諏訪、上諏訪と停車し、上諏訪から引き上げ客を大量に乗せます。 ただ、東京のラッシュを知っている人間からすると、やっぱり詰め方が甘いなぁ、と。 まだまだ乗れるじゃんとか思ってしまうのが、ちょっと悲しかったり。 ワタシはボックスに座ってますから、高みの見物と言えなくもないですw 立客の半分くらいは次の茅野で降りて行きました。 終点の富士見に着く頃には、空席も目立つ状態でしたねー。 と、この辺で日付が変わりましたので、翌日のエントリへ。 |