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仕事ネタのカテゴリにしていますが、今日はちょいと方向性を変えて。
SEという職種について書いてみます。

先にお断り。
全てのSEが当てはまるわけではありません。
内部事情とか業界事情が判る方は、違うと思えば鼻で笑ってやってくださいw
で、前提。
みなっちはSEはSEでも、いわゆる「社内SE」という奴に分類されます。
つまり、対顧客のSEでは無いと言うあたりを、まずはご理解ください。
言ってみれば、「自分の作ったシステムやプログラムでカネを稼いでいない」のです。
そのあたりが、一般的にSEと呼ばれる人と、社内SEと呼ばれる人の大きな違いです。
ちなみに、ワタシの今いるポジションはSE兼PGなのですが、面倒なのでひとくくりにSEとします。
本当は全然別物です<SEとPG

で、SEと言う奴は。
なかなかSEでない人からご理解いただけない人種である、という自覚はありますが。
ひと言で言うと 「後ろ向きに前向きな人たち」 です。
どーいうことか、事例を挙げてご説明したいと思います。

例1 : やりたくないことに手間を惜しまない。
もうちょっと噛み砕くと「無駄なことはやりたくないので、それに対する予防線は惜しまない」です。
社内システムの仕様をちょっと変更してよ、みたいな話を立ち話レベルで言われたとするじゃないですか。
SEは「そっすねー、そうなったら便利かも知れませんねー」と同意しておきつつ、こう言います。
「ホントにやるときは要件書でください、んで仕様決めましょ」と。
これが予防線の1つです。
「あの時やってくれるって言ったじゃん」「いや聞いてないっすよ」
などという、言った言わないの不毛なやり取りは「やりたくないこと」なので、予防線を張るわけです。
もしくは、「その件はメールで送りますよ」とかもコレに近いですね。
言った言わないでトラブルになるは記録が残っていないから。
それならば、メールを打ち込む手間くらいは惜しみませんよ、と。
メールならばしっかり文字で残りますからね。
それがSEという奴です。

例2 : とりあえず否定しておく。
「システムにこーいう変更とか、出来るかな?」「いやー、それは無理っすよーはっはっはっ」
みたいな感じです。
出来ないモンは出来ない、これをはっきり言います。
しかも、かなり早い段階で。
下手に「あ、出来るんだ、それならやってもらおうかな」とか思われるのが1番困りますから。
SEって奴はやりたくないことはとことんやりたくない人種なんですよ。
例えば、日本からヨーロッパへ移動するのに、普通は飛行機ですよね。
で、聞かれたことが「飛行機以外でヨーロッパへ行きたいんだけど」とかだと、SEの答えはNoです。
この「No」はつまり、「(一般的な手段では)出来ない」と言う意味になりますw
ぶっちゃけシステムとかプログラムって奴は、カネとヒトと時間をかければどうにでもなるものです。
平たく言うと「出来ないことはない」とも言えるわけです。
ただ、カネ・ヒト・時間を天秤にかけてバランスを取ったときに「出来ない」という回答になるだけです。
そーいう意味で、SEはリアリストですよ。
日本からヨーロッパまで、船などという一般的でない手段は選びませんからね。

「後ろ向きに前向き」、ご理解いただけたでしょうか・・・?

comments (2) trackback (0)
>電
それは、今回のエントリの趣旨とはちょっと外れたお話よね。
「とりあえず否定」であって、その後のことまでは言及してないので。

まぁ、その辺の苦労はお察しいたしますが。
| 37 | 2009/09/08 (Tue) 0:30 |
これが対顧客だと、カネという武器で押し戻されることも多々orz

客:「こういう変更したいんだけど」
うち:「難しいですねー」
客:「出来るんだったら、いくらでも金出すから」

グループ会社にやられると、断れない案件もあります('A`)
| 電気屋 | 2009/09/08 (Tue) 0:04 |









  
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