弊社も一応、鉄道の片隅を担っている会社でございまして。
そんな協会のようなものにも所属しています。 今回、その協会で水戸岡鋭治氏(Wikipedia)の講演会があるとのこと。 間接部門なので、なかなかこういった案内が来ることはあまりはないのですが。 たまたま上司から「こんな講演会あるけど、行くかい?」ってな感じでワタシに伝わりまして。 もちろん、1も2もなく「行きたいです、ぜひ行かせてください」と返答した次第。 一介の情報屋が、デザイナーの講演会に紛れ込むことが出来たワケです。 もちろん、社用(教育研修)の一環として参加です。 と言うのは建前で、ワタシの本音は半分社用、半分趣味ですがねwww つことで、午前中は会社でシゴトして、午後から外出。 地下鉄で有楽町へ。 妙に警察官が多いな・・・と、思うものの、コレは城に帰りついて納得。 お米の国の偉い人が来ているんでしたっけね。 参加者はだいたい60名くらいでしょうか、意外とこじんまりしてるのね。 年齢層は幅広く、ワタシのような20代から白髪交じりの60代くらいまで。 んで、講演のほうですが。 氏のデザインに対する哲学、とでも言えばいいのかな。 そんなお話でした。 もともと絵を描くのが好きだったと言う水戸岡氏。 最初からデザイナーだったかと言うよりは、元はイラストレーターだったそうな。 デザイナー志望ではあったものの、シゴトが無いのでイラストで食べていたとか。 百科事典のイラストとか、そういったものを描いていたとのこと。 そこで、自然の中にある「機能美」というものを学んだ・・・と。 と、そんな話から始まって、中盤からはスライドを使って具体例へ。 ちなみに氏によれば「787系が今でも最高傑作、もうあれは創れない」だとか。 当然、初期のビュッフェ付き時代です。 曰く「時代が追いついてなかった、そして(時代が追いついたときには)既にもう無い」と。 非常に残念な様子でした。 他にも多くの具体例を紹介してくださいましたが、ちょっと紹介しきれません。 気になる方は、氏の著作とかを読むといいんじゃないかな。 実に密度の濃い、あっという間の講演会でした。 |
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