夕刻。
突如として、都内某所の拠点がネットワーク不通に陥りました。 メールもダメ、TV会議もダメ、電話もダメ(IP電話化されているため)。 仕方ないので、拠点側責任者の社用携帯に連絡する始末です。 そうこうしている間に、キャリアからは「回線切断しました」などと連絡が。 なんでも、パケット量が異常に増えてキャリアのサービスに影響が出かねないための措置だとか。 あー・・・。 こりゃ、十中八九ブロードキャストストームですね。 いろいろ運の悪いことが重なり、解消までに約4時間を要しました。 ・その拠点にはそれなりの人数が詰めていること。 →ネットワークに対して、誰が何をしたかが全く把握できない。 ・その拠点にネットワークに明るい人間がいない。 →本社電算部門の人間が行く事に。都内とはいえ移動時間が・・・。 ・その拠点のヘルプデスク(ネットワークは知識なし)が定時で帰ってしまった。 →調査用PCが用意できず。本社電算部門からPC持って行く事に(都合2人目)。 ・キャリア側も混んでいるらしく、再接続要求の連絡がつかない。 ちなみにワタシは。 別件の試験を進めていたので、復旧後の導通チェックの手伝いをした程度です。 まぁ、試験が終わらなくて22時半くらいまで会社にいましたけどね。 原因? もちろん、ブロードキャストストームでした。 拠点に出向いた人の話では、きっちりLANケーブルがループしてたとのことです。 参考 : ブロードキャストストーム(ITpro) まさに今回は解説文の通り。 「ループの原因はユーザーのうっかりミスであることが多く、ループさせた本人は気付かないケースが多い」でした。 |
コメント
| 37 | 2012/11/14 (Wed) 22:08 |
こういうのがあるんだね。勉強になりやした!
| うぉるだー | 2012/11/14 (Wed) 16:50 |
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企業内LANでは、恐らく割とメジャーなトラブルです。
見る人が見れば、アクセスランプの点滅とかで気付くんですけどねー。